美容記事
「実際、試してみてから記事を書くなら、なおさら、いいことしか書かないのはおかしい」そういう疑問が出るのは、無理もないのかもしれない。
記者氏は、一見そうした突っ込みができるようにはとても見えない、とても可愛らしい女性だったが、化粧っ気はまるでなく、「化粧とかそういうものにはまるで関心がない」と言っていたから、それも仕方がないのでしょう。
しかし美容記事に"化粧品やほくろ 除去の悪口"が書いていないのは、何も今に始まったことではなく、もう何十年も前からそうなのだが、なぜ今になってそれを疑問視する風潮が出てきたのか?
ひとつは今の雑誌に"美容記事"が異常に多いこと、もうひとつは化粧品のことを"個人名"を出して書くいわゆる"署名原稿"が増えたことです。
この人はいいことしか書かない、径しい・・・・・というわけだ。
だから私は、きっぱり言った。
「なぜ"悪口"を書かないか・・・・・それは"悪口"を言うと、化粧品は効かなくなるからです」記者は"ナニそれ?"という表情を見せたが、聞く耳は持ってくれた。
どんな化粧品だって大なり小なり"人をキレイにするため"にこの世に生まれてきたわけで、かつては、"粗悪品"の類も多かったのだろうが、日本の薬事法は世界一厳しいとも言われる上に、こんなにみんなが神経質になっている時代、目に余るほど品質の悪い化粧品などあり得ない。
あっても売れない。
そういうものをわざわざ探し出して、鬼の首でも取ったように"悪口"を言って、なんの意味があるのでしょう。